こんにちは、AYAです。

安心して海外旅行ができる日まで、まだまだ時間がかかりそうですね。でも少しずつ、ハワイ旅行への希望の光が見えてきています。そこで今回は、ハワイ旅行の前に覚えておきたいハワイ語を紹介します。

ここでは、私自身がハワイに住んでいた2か月間で、本当によく見たあるいは聞いたあいさつ・単語のみを紹介します。知っていると、ハワイ旅行がさらに楽しくなるかもしれません♪

あいさつ編

ALOHA (アロハ)

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ハワイと言えば、この言葉。「アロハ」はその一言で、複数の意味を持ちます

例えば、初めて会った人との「こんにちは」。そして、何かをもらったときの「ありがとう」。手でシャカ(親指と小指を立て、人差し指、中指、薬指の 3 本を折り曲げた格好)を作り、「アロハ」と言えば、相手に気持ちが伝わります。

そんな「アロハ」という言葉は、実はローマ字で書いた「ALOHA」の一文字ごとに、意味が込められているとご存じですか?ここで、ハワイ州観光局のホームページに掲載されている「ALOHA」の意味を紹介します。

  • A: akahai = 思いやり、優しさ → 優しさを持って感じ考える
  • L: lokahi  = 調和、ハーモニー → 調和の中にしっかりと立つ
  • O: `olu`olu = 心地よさ → 感情と共に思考のバランスをとる
  • H: haʻahaʻa = 謙虚さ → 謙虚さを示し謙虚である
  • A: ahonui = 忍耐強さ → 自立を学ぶ忍耐強さを持つ

このように、ハワイの先住民から大切にされているアロハスピリットを象徴とする言葉となっています。「アロハ」はハワイにいる間本当によく聞き、よく口にする言葉です。でもこうして意味を深く知ると、より想いを込めて口にしたくなりますよね。

e komo mai (エ コモ マイ)

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「エ コモ マイ」は「ようこそ」の意味。そのため、空港やお店で多く目にします。ハワイを舞台にした有名なアニメ映画で歌われる「Aloha, e como mai」は、「こんにちは、ようこそ」という意味になります。

オアフ島にあるダニエル・K ・イノウエ空港でも、ホノルルに到着した際、この言葉が歓迎してくれますよ。

mahalo (マハロ)

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「マハロ」はよく言い、よく聞く言葉です。日本語で「ありがとう」を意味します。

「アロハ」も「ありがとう」を意味すると書きましたが、「マハロ」との違いがあるのでしょうか?この答えは、「ありがとう」という意味は変わらず、どちらを使っても問題ありません。しかしこの2つの言葉の違いは、それぞれの持つ本来の意味です。

「アロハ」は「Alo=顔」「ha=呼吸する」という意味から、「相手の顔の前で呼吸をする」と言う意味を持っています。それが派生し、「愛」や「誇り」、「こんにちは」「さようなら」といった挨拶、さらには「愛してるよ」になったそうです。(ハワイ州観光局ホームページより)

一方、「マハロ」は「あなたが魂の中にいますようにという意味を持っています。そのため、厳密にはニュアンスが違うという表現が正しいでしょうか?

hui hou (ア フイ ホウ)

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「ア フイ ホウ」は「さようなら」「ごきげんよう」「また会いましょう」という意味で使われます。こうした言葉を使うときも「アロハ」を使えます。でもせっかくなら、こうしたひとつひとつの言葉を覚えて使ってみるのもよいですよね♪

e kalamai (エ カラマイ)

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あまり聞きなじみがないかもしれませんが、「 エ カラ マイ」は「ごめんなさい」という意味です。立ち寄ったカフェがその日はお休みだった・・・なんていう日には、看板にこの言葉が書かれているかもしれません。

単語編

ohana (オハナ)

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続いて単語編ですが、この言葉は有名なアニメ映画でもたくさん使われていた言葉なので、知っている人も多いのではないでしょうか?「オハナ」は「家族」という意味の単語です。血縁関係にない場合でも、「仲間」という意味で同じように使われます。

ちなみに、「keiki (ケイキ)」という言葉もハワイではよく見かけます。これは「子ども」を意味します。「オハナ」「ケイキ」・・・ハワイ語は本来の意味がとても愛情豊かなだけでなく、その響きがとってもかわいいですよね。

kane (カーネ)/ wahine(ワヒネ)

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続いて、「カーネ」は「男性または夫」、「ワヒネ」は「女性または妻」という意味です。お手洗いに行くと、男女を表すピクトグラム(性別を表すアイコンのような表示)と共に書かれていることがあります。

ちなみにハワイのお手洗いのピクトグラムでは、男性はアロハシャツ、女性は花冠や「レイ」(花の首飾り)と「ムームー」(女性の正装)を身に着けたアイコンが描かれています。とってもハワイらしくかわいいので、ぜひ注目してみてくださいね。ダニエル・K・イノウエ空港のお手洗いでは、このピクトグラムが使われています。

holoholo (ホロホロ)

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ハワイで「ホロホロ」と言うと、「散歩」を意味します。この言葉も響きがとってもかわいいですよね。「ハワイでホロホロしてきた」なんて言うと、ハワイ通になった気分♪

Anuenue (アーヌエヌエ)

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「アーヌエヌエ」は、「虹」の意味。ハワイは”レインボーステート”と呼ばれるほど、虹をよく見られる場所です。その存在は車のナンバープレートにも虹が描かれるほど、ハワイに住む人々には身近です。

「滞在中に虹を見られたら、もう一度ハワイに来ることができる」とも言われているので、滞在中は空をよく見ていてください。ダブルレインボーが見られることも多く、幸せな気分を味わえます♡

honu (ホヌ)

「ホヌ」は、「ウミガメ」を意味します。

ハワイでは、神聖な生き物と崇められていて海の守り神であると言われています。そのため、ハワイアンジュエリーでもお守りとして人気のモチーフだそうです。

絶滅危惧種であることから、海で見ても触ることは州法で禁止されています。万が一、州法を破って触った場合、高額な罰金が課されます。 6~10フィート(1.8~3メートル)離れた場所から30分以内だけ見学することが許されているというほど、大切に守られています。

もちろん食べ物をあげることも禁止されているので、ラッキーなことに出会えたとしてもご注意ください。

kai (カイ)

さて、「カイ」は「海」を意味しています。なんだか日本語の読み方のようで面白いですよね。

この「カイ」という言葉は、例えば人気のシュノーケリングスポット「ハワイカイ」や、全米No.1ビーチに選ばれたこともある「ラニカイビーチ」などエリアの名前の中にも多く使われています。

wai (ワイ)

次に、「ワイ」という響きの似た言葉あります。これは「水」を意味します。英語の「water」と少しだけ似ていますね。ハワイでも有数の人気エリア「ワイキキ」の単語にも、「ワイ」という言葉が含まれています。「ワイキキ」の「ワイ」は「水」、「キキ」は「湧き出る」という意味で、併せて「新鮮な水が湧くところ」という意味を持つのだそうです。

ハワイ語の歴史

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ハワイの公用語はハワイ語と英語です。しかし歴史あるハワイ語は一時期、消滅の危機にありました。もともとハワイは王朝として栄えたのですが、王朝の崩壊後、アメリカ合衆国に併合され、ハワイ語の使用を規制されていました。

それにより、1900年ごろではハワイ語を使うほとんどの人が70~80代。ハワイ語を知らずに育つ若者が多かったそうです。それにより、このときハワイ語は消滅の危機に瀕していました。(wikipediaより)

そこで伝統と歴史あるハワイ語を復興しようという運動(=ルネッサンス)が始まり、ハワイ語を次の世代に残そうとする動きが見られました。

現在のハワイ語教育

1978年にはハワイ州では英語に並びハワイ語も公用語と認定され、学校の必須科目にもなりました。写真は私がカウアイ島で行った図書館です。図書館には「ハワイ語」と記されたコーナーがあり、そこにはハワイ語で書かれた児童書が並んでいました。

ハワイ語がどのように受け継がれているのか気になっていたので、こうして幼少期から教育がなされているのだと感じたことを鮮明に覚えています。

またハワイ州改正法により、2012年から毎年2月は”ハワイ語月間”に制定されました。これはルネッサンスにより再びハワイ語が使えることになった祝福と普及の意味も込めて制定されたものなんだそうです。

そこで2月には、ハワイアン航空がハワイ語での接客を実施。自然を愛し、人を愛するハワイのあたたかい文化をより身近に感じられる機会かもしれません。

【ファッション】ハワイで着たいコットンリネンワンピース

出典: CANBE公式ホームページ

ハワイの話題に触れたので、ここではハワイで着たいリゾートワンピースを紹介します。おすすめはコットンとリネンを混合した素材のワンピース。コットンとリネンのいいとこどりをした素材でできています。

この素材は、コットンの柔らかさとリネンのさらりとした着心地を合わせた、夏を楽しむのにぴったりです。どちらも傷みに強く、通気性がよい天然素材。特にリネンはすぐに乾いてくれるので汗をかいてもさらりとした着心地を保てます。

写真の生成色(ベージュ)は洗うほどより風合いが出るほか、リネンそのものが選択をするたびに柔らかくなじんでくるので、「育てる素材」とも言われます。

ウエストの締め付けもなくノンストレスで、長時間リラックスして着ていられます。リネンが混じっていることでカジュアルになりすぎず、少し大人な印象も演出できますよ。

ハワイに訪れたら、ぜひハワイ語を使ってみて!

今回はハワイの言葉を紹介しましたが、より深く調べるとひとつひとつ想いにも似た意味が込められています。その意味を知ると、自然や人間、動物を愛する心がこもったあたたかい言語だと感じます。

これからハワイに行く予定ができたら、ぜひ少しでもハワイ語を覚えて旅をより充実したものにしてくださいね!

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