オアフ島から40分の場所に位置する、カウアイ島。数々の映画のロケ地にもなったこの島。そんな島の見どころをご紹介します。実際に行くと、ハワイのイメージが変わるかもしれませんよ。

豊かな自然

別名「ガーデンアイランド」と呼ばれる由来は、手つかずの自然の多さ。どれほど自然が豊かなのかは、飛行機から一目瞭然。

高い建物がなく、一面に広がる緑に心癒される場所。ハワイの中で最も古いこの島の、自然と歴史を体感できる場所はこちら!

ナ・パリコースト

参照:Gahag

カウアイ島の秘境「ナ・パリコースト」。ハワイ語で「絶壁」を意味する「ナ・パリ」。この壮大な景色を見る手段は、船またはヘリコプター。運が良ければ、クジラやイルカと出会えるかも♡

ちなみに、トレッキングコースもありますが、その場合は最低3日間のキャンプが必要。また、道が険しく難易度の高いトレッキングコースです。

風や雨で荒々しく削られたこの岸壁は、全長25km、標高差約1,000m。ジュラシックパークのロケ地に使われたこの景色を見ると、本当にここに恐竜がいたのでは?と思ってしまいます。

ワイメア渓谷

「太平洋のグランドキャニオン」と呼ばれるワイメア渓谷。数百万年の年月をかけ、雨に削られて現在の地形が出来たと言われています。ここにはバスツアーまたはレンタカーでしか行くことが出来ません。車を降りて、階段を数段登るとすぐに現れるこの景色に、言葉を失います。この壮大な自然は「別世界」

素晴らしい景色を見た後、階段を降りた場所には1軒のお店。ここではマンゴーやパイナップルなどのフルーツや軽食が手に入ります。ハワイならではの新鮮なフルーツで水分補給をすると、体も気分もリフレッシュ出来ますよ。

潮吹き穴

「スポウティングホーン」と呼ばれるこの潮吹き穴。溶岩で出来た穴に海水が入り込み、その水が20mの高さまで噴き上げます。同時に聞こえる音は、巨大なトカゲの泣き声だという説があります。これは、ある伝説の「1人の少年が海を泳いだ際に大トカゲに追いかけられ、この岩の穴を通り抜けて逃げ切った。しかし、その少年を追って岩の穴をくぐろうとした大トカゲは穴から抜けられなくなり、苦しんでいる。聞こえるのは、その泣き声だ。」という一説に由来しています。

シダの洞窟

王族の聖地としてあがめられてきた、ワイルア川をクルーズしてたどり着くのが「シダの洞窟」。シダに覆われたこの場所は、日本では見ることのない植物も生い茂り、神秘的。

ここはかつて、ハワイの王族のみが結婚式やパーティを開く場所でした。現在は洞窟には入ることが出来ませんが、外からでも十分にこの神聖な場所の雰囲気を味わうことが出来ます。また、恋人同士で訪れると、永遠の愛で結ばれると言われていて、多くの芸能人が結婚式を挙げたことでも有名。

ワイルア川を進む船内では、ウクレレの生演奏やフラダンスを生で観ることが出来ます。乗客全員で踊るフラダンスタイムも、とっても楽しいですよ!

船の外を眺めていると、カヤックを楽しむ人の姿も。手を振ったり挨拶をしたり、いっきに心の距離が近くなる瞬間です。こんな珍しい植物を見ながら進むのも、五感が刺激されて、会話が弾みますよね。

ワイルア川州立公園

ハワイ語でワイ=水や小川、ルア=2つのと言われる通り、2つの川が1つになるワイルア川。その一帯はフラダンス発祥の地と言われ、州立公園として存在します。映画「ジュラシックパーク」のロケ地にも使われ、この区域を見下ろすように、「ワイルア ヘリテイジ  トレイル」の標識が。

ツリートンネル

島の南部に位置するポイプというエリアにある「ツリートンネル」。これは樹齢100年を超えるユーカリの木からなる自然のトンネル。全長2kmなので、車ではあっという間に通りすぎてしまいますが、思わず車を止めて見入ってしまうほどの美しさ。

この木々を見ると、カウアイ島の恵まれた自然環境と歴史を感じずにいられません。深呼吸をして、心静かに見つめたい場所ですね。

可愛らしい街

カウアイ島にある街は、そのエリアの端から端まで歩けてしまうほどの規模。オアフ島の賑わいと比べると物足りなさを感じるかもしれません。でも、その街並みには古き良き時代の面影が残り、ノスタルジックな気持ちになります。おしゃれなお店も増えていて、のんびりお散歩するのがおすすめです。そんな街の中でも、特におすすめの場所をご紹介します。

カパアタウン

多くのお店が立ち並ぶ「カパアタウン」。ここにはロコも集まるカフェやレストランが多く、どのお店に入ろうか迷ってしまうほど。ボディケアアイテムのお店や雑貨屋さんなどもあり、お土産を買うのにもおすすめ。

Java Kai (ジャヴァ カイ)

おしゃれなカフェとして人気のある「Java Kai」は、店内に行列が出来るほどの人気。豊富なメニューから好きなものを選び、店内で待ちます。

こだわって作られたコーヒーはもちろん、ハワイのフルーツを使ったスムージーもおすすめです。

Java Kai 公式HP(英語)

アートカフェ ヘミングウェイ

ドイツ人オーナーが営むこのカフェは、ヘルシーで美味しいメニューが豊富。地元の人が「のんびりランチするならここだよ」とおすすめするほど、海からの風が心地よい店内。

白い内装にヨーロッパ調の家具が、とってもおしゃれ。スタッフの方もフレンドリーですごくほっとするカフェ。

ホームメイドジンジャーレモネードは、シロップの量を調整してもらえるので、甘さひかえめにすると、よりすっきりとした味わいに。ドライトマトとリコッタチーズのクレープは、もっちりとしたクレープ生地に酸味のあるトマトと、チーズのコクでとても良いバランス。メニューが豊富にあるので、ゆっくり時間をかけて決めるのも楽しいですね。

アートカフェ ヘミングウェイ 公式HP(英語)

Kiko

オーナーのセンスが光る雑貨屋さん。ゆっくり店内を見ていると、時間を忘れてしまうほど。ポストカードや文房具のほか、洋服やジュエリーも。お店に入る前からおしゃれな雰囲気が漂っていて、吸い込まれるようにお店に入ってしまいます。

Kiko 公式HP(英語)

オールドコロアタウン

かつて砂糖工業で発展していた人口2,000人ほどの街。お店とお店の間の小路を抜けると、そこにはテーブルと椅子が置いてあり、近くのカフェでコーヒーを買って、読書しながら過ごす人も。

スエオカストア

このスエオカストアは日系人のオーナーが営み、古くからあるスーパー。お菓子やアルコールなど、他のお店より安く購入することが出来ます。手作りのお弁当を買うことも出来るので、持ち帰って近くのベンチでほおばるのも楽しい!

モンキーポッドの木

1925年に植えられた「モンキーポッドの木」。時代を経てすっかり大木となったこの木が、この街に涼やかな木陰を与えています。幹に触れるだけでパワーがもらえそう。

Kauai nut roasters

カウアイ島で採れたナッツに砂糖やラムで味をつけ、ローストしたものを売るお店。その数30種類以上。どれも味見が出来るので、気づけば真剣にお土産選びしてしまう場所。スタッフの方が味の説明やおすすめを教えてくれるので、初めて行く方はおすすめを聞くといいかも。

Kauai nut roasters公式HP(英語)

ALOHA ROASTERY

一軒家のようなカフェの店内は、1年ほど前に出来たばかりでとっても明るく清潔な印象。ロコもコーヒー豆を買いに来ていて、地元に根付いたカフェと言えます。自家焙煎した豆から淹れる美味しいコーヒーを片手に、店内でおしゃべりする人たちはとってもリラックスしている様子。

ALOHA ROASTERY公式HP(英語)

まとめ

今年10月に公開された映画「ハナレイベイ」のロケ地でもあるカウアイ島。公共の交通機関は1時間に1本のバスのみ。ただ、最近ではUberが走っているのであまり不便は感じません。大自然を味わったり、街のカフェでのんびりしたり。ハワイの風を感じながら、ホテルのプールでのんびり過ごすことも出来る、まさに「リゾート」。ゆっくりと羽を伸ばしに行きませんか?

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